時は幕末、邪魔者を殺して成り上がることを良しとする将軍が国を治めていた、歴史から消された闇の時代があった。
戦い好きの侍『貫鉄』は、斬り合いが政治に使われることが気に食わず、刃の無い刀『無刃刀』を使って誰も殺さず国盗りをすることで、時代を変えることを思いつく……という物語。

アクションゲームとしてはオーソドックスな移動とジャンプ・攻撃のみのシンプルな操作である一方、『不殺を貫くゲーム』であるのが特徴。
敵を攻撃すると一定時間気絶させることができるが、同時に『殺意』というゲージが溜まっていき、最大になると敵を殺してしまうため、殺意を抑えつつ気絶した敵を利用して進むパズル寄りな遊びを提供します。
殺意は小まめに配置された地蔵で鎮めることができるので、カジュアル寄りの難易度調整になっています。

また、本作独自の特徴として、パズルを突破したときにド派手なエフェクトで褒める『褒賞システム』があります。
エフェクトは残りHPや殺意の溜まり方で4段階に変化。敵を殺せないストレスを、褒めまくることで気持ちよさに昇華する仕組みです。